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イシダニストYuko☆こつこつとんとんパチリ徘徊blog

日本一の石段をジム代わりにするイシダニスト(アルピニストより勝手に考えた造語)。アラフォー。随分育った二児の母。山と動物と酒大好き。心趣くままカメラを持ってどこまでも♪

第57回blog♪子供、無事高校卒業。

イシダニストの息子、無事高校卒業♪

 

保健室登校からの転学・・・

ちょっとした回り道を歩いて

高校卒業の日を迎えた。

 

今回は息子の許可も得て、そのお話しを

綴ってみる。

 

☆書いてみようと思ったキッカケ☆

悩んでいた期間、藁をもすがる思いで

不登校」など、ネットで検索していた私。

 

目的は、似たような悩み持つ「通りすがり」

のお母さんに一つの例としてお目にとまれば。

 

長文で読みにくいことと、

不登校等の専門家ではないってことも申し添えたい。

 

ーーーーーーーーーーーー

小学校、中学校…高校一年生まで

ほぼ皆勤だった子が高校二年生の始まりから

保健室登校するようになった。

 

いわゆる完全な不登校にはならなかったけど、保健室に通い、教室へは上がれない。

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保健室登校の原因は一つではない模様。

 

100人居れば100通りの原因があると思う。

息子のことを尊重してここで原因を明記はしない。

 

 

園児からこれまで登校拒否したこともなく

「学校が嫌だ」などの言葉も聞いたことがなかった。

 

忌引きや感染病以外で

休んだことなかった子供が高校二年の新学期から

毎朝、遅刻がちに家を出る。

だんだんお昼も回る。

学校に顔も出さなかった日も数日あったっけ。

 

最初は「今だけだろう。だんだん良くなる」って思ってた。

 

保健室登校

それでは高校は欠席にはならないものの

授業を受けなければ欠課。

単位を取得することができない。

長引けば必然的によろしくない。

 

私が代わりに学校に行くわけにはいかない。

高校生にもなった子供を母親が引っ張って

連れて行くわけにもいかない。

学校へ行って教室に上がるのは子供本人の足だけなんだ。

  

私って無力。

 

良くない状況のまま一学期を過ごしてしまうことになった。

 

本人が一番苦しかったことは言うまでもない。

 

 

☆こんなことが悩みになるなんて

「子供が学校に行く」

当たり前だと思ってた。

 

毎朝やってくる悩み。

「今朝はちゃんと学校へ行くのかな?」

子供が出掛けてないのに

自分が先に家を出なくてはいけない日は

家の扉を祈るように閉めた。

「無事、登校しますように」

 

最も、一番悩んでいたのは子供だけど

私の心のなかでも悩みはどんどん大きくなった。

 

おおらかに見守る懐の深い母親で居たい。

その一方で、

一般常識を振りかざす社会人としての私が顔を出すと

時々子供とぶつかった。

 

「高校くらいみんな出てる」

「みんなができることは誰にでも出来る」

そう思うと焦ってしまう。

 

でもでも、子供はしっかり頭ん中では

自分の立場、状況、全部わかっている。

 

学校に行けるなら行った方がいい。

このままじゃダブる。

ダブったら辞めるだろう。

ーわかってるんだけど教室にはあがれないー

 

 

子供も色んな葛藤の中でこの頃が一番マイッていたんだろう。

やり場のない気持ちは自傷行為にも及んだ。

 

このときの心境は筆舌に尽くしがたい。

母親としてただ、とにかくきつかった(T-T)

 

 

自分の仕事もあるので

息子に付きっきりでいるわけにもいかない。

息子を一人残して家を出掛けてしまうと

私の居ない間に取り返しのつかないことに

なっていたら・・ 

子供が居なくなっていたらどうしようって。

 

☆兄弟のチカラ 

本人が悩んでる当時、2つ下の妹が兄弟にしか出来ない

見えそうで見えないサポートをしてくれたと思う。

 

 ☆夫のチカラ

夫は単身赴任中もあり私の話を聞くことしか出来なかった。

子供に直接なにかすることは出来ないものの常に私の支えになってくれた。

シボんでる私をずっとシュッポシュッポと温かい気持ちで膨らませてくれた。

 

☆お友達のチカラ 

 

私の気持ちを察した年上の先輩お母さん友達に

こんな言葉をもらった。

 

「お母さんはいかなる時も子供の味方になって。

甘やかしではないのよ。

世界中が我が子を非難することがあっても、

小さな根拠を見つけて必ず肯定して

安心させてあげなくては。

それが、この世にたった一人、

お母さんにしか出来ないことだから」

 

ゴハンなど色々気晴らし誘ってくれて助かった~♪

 

☆石段のチカラ

色々あっても仕事をして家事をして出来る限り普段通りを心掛けた

自分にとっても子供にとっても普段通りがいいんじゃないかと思って。

他に手がつかないほど悩んだところで負のスパイラルに飲み込まれるだけかな?なんて。

 

のん気なもので週に一度石段にいくのもやめなかった。

 

家を出て気持ちをニュートラルにして、

ドライブを楽しみ自然を眺めながら運動して帰る。

現実に帰れば日常はなにも変わってないはずなのに

帰る頃には気持ちが軽かった。

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どの一歩も全部、1/3333段。

一歩足を出したら着実に目的地に近づく。

 

人それぞれのペースがあって

いろんな人とすれ違うと人生考えた。

 

☆学校の対応

高校はあんまり親の出る幕はないところなんだけど、

私は入学時から役員を引き受けていた。

 

先生方も生徒の親の顔なんて

覚えるのも大変な高校。

幸い、我々親子は多くの先生方と

顔見知りになっていた。

 

学校とは良好なお付き合いだったし、信頼していた。

子供に学校や先生の悪口も出ない。

 

役員の仕事ついでに先生と話す機会が多かった。

保健室登校が始まってから、学校側もあらゆる手をつくしてくれた。

仲良くしてくれていた息子のお友達も一生懸命尽くしてくれたことに感謝。

 

大きな力になったのは「スクールカウンセラー」の先生。

週に一度、外部から顧問として高校に通ってきている先生。

子供はもちろん、母親の私の話しも聞いてくれた。

 

教室に上がれない日々が長引いてきた時に、

時数の少ない教科が単位的に危なくなってきた。

本人とも十分話し合って「転学」という言葉が出始めたのは一学期の後半。

 

一般的には高校卒業という資格の条件は

「三年間高校に在籍をすること」なんだそうです。

高等学校卒業程度認定試験はまた別として)

安易に先を決めないで退学だけを急いでしてしまうと

どこにも在籍しない宙ぶらりんな時間が出来る。

 

そののちに「やっぱり高校出ておきたいわ」と思いなおして

他の高校に編入したとしても途中でどこにも籍がない時間があれば

同い年のみんなとは同じタイミングで卒業することはできなくなるんだとか。

 

 

夏休みを終えて単位の都合上、留年が決定的になったときに

「単位制・通信制」の高校探しが始まった。

 

スクールカウンセラーの先生と担任、

保健室の先生が教えてくれた学校数件に自分で連絡を入れて

息子と見学してまわる日々。

 

元の学校は次の学校を斡旋したりは出来ない。

転学コーディネーターがいるなら頼みたかったくらい。

自分たちでやるしかなかった。

 

 

まわる学校まわる学校、転学を考えることにならなければ
知る機会もなかった学校ばかり。
子供の希望と校風がマッチするところを

短期間で決めなければならなかった。

 

単位制高校

転学先の学校を選んだポイントは

◯子供、本人が決める。

 (親が行けっていうから、なんてことにはならぬよう)

◯完全な通信制はイヤかな

 (外に出て人と交わって欲しい)

◯通うなら家から近い方がいい

◯色んな経験をさせてくれそうなところがいい

◯出来るだけ安い方がいい

…そう転学っていったってお金が掛かる。

 

そこそこの地域で色んな単位制高校があるものです。

さまざまな事情で単位制高校を選択する人がいっぱいいるって知った。

 

その後「ここにしよう」と決めた学校に対して

現在在籍している学校が転学に関する多くの書類を準備してくれた

 

面接と簡単な試験があって転学を無事に終えたのが二年生の10月1日。

 

全日制の高校を一年生ではほぼ皆勤だったために

通信制で残りの単位を取るのは余裕だった。

 

週に3日程度しか通わないけどボランティア活動や

校外活動など楽しい学校生活だったみたい。

 

☆悩んでる中でちょっと困ったこと

◯高校の電話、音声ガイダンス

息子が通った高校は、遅刻、欠席の連絡を音声ガイダンスが受けるシステムを導入している。

入学時に登録した番号から朝電話すると無情な機械の音が流れる。

「学年、組、出席番号を入力してください」

「遅刻は1を、欠席は2を・・」

「連絡しているのが父親なら1を、母親は2を、親戚は3を・・」

通販のように「オペレーターにつなぐ」などはなく最後は一方的に切れる。

 

これは大変便利な一方、毎日連絡を入れないわけにはいかない立場は今日の様子などを先生と直接話しておきたいこともある。

 

生徒さんが通学途中で事故にあって学校に連絡を入れても音声ガイダンスだったっていう話も耳にしたことがある。

 

何かのための別の番号もあるのなら知りたいと思っていた。

 

◯児童相談窓口

保健室登校になって保健室やスクールカウンセラーの先生が「児童相談窓口」にも行ってみないか?とおすすめしてくれた。

まずは電話で予約ということになったんだけど、予約がとれた日程が2ヶ月先だった。

高校の場合、単位の話もあるので解決策があるのなら早いほうがいいのに2ヶ月も待っていたら手遅れに決まってる。

待つことが出来なくて公的な相談窓口を諦めるしか無かった。

 

うちよりもっと悩んでる人はなお更、そんなに待てるはずがないと思う。

 

 

結局のところ、割合いい環境にいた私たちも

自分でなんとかするしかなかった。

弱っているところにかなりの行動力が必要だった。

エネルギーと費用もかかる。

 

・・と、まぁ長く書き込んだけど(^^;;) 

息子を責めるつもりで書いたのではない。

アレコレしてあげられないことが母として

何よりもつらかった。 

 

2014年3月吉日

山あり谷あり、晴れて卒業の日を迎えることが出来ました。

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今後は、さらに進学することになり

高校を卒業することを諦めなくて良かったと思う。

 医療系に進み4年間学んで資格取得を目指します。

 

いろんな方面から力を貸してくださったすべての人に感謝をします

 

言える人には今後直接お礼伝えます。

ホントにめでたい卒業式でした

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